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病気の予防

こまめにお手入れして、全身清潔を保ちましょう!

健康状態は、被毛、爪、目、耳などにも表れます。
全身のお手入れをする事が、愛犬の健康を守り、病気の予防にもつながりますし、ちょっとした変化にも気づくきっかけにもなります。
また、スキンシップをはかる事にもつながり、愛犬との絆・信頼関係も深まるでしょう!!

次の項目を毎日チェックしていきましょう!

被毛のお手入れ
ブラッシングは、抜け毛を取り除いて皮膚を清潔にすると共に、皮膚を刺激して血行を促進する効果もある。散歩から帰ったあとは、濡れタオルで体をふくのも、寄生虫病の予防に!
しわのお手入れ
ブルドッグやパグ、シー・ズーのように、しわのある犬は通気性の悪さから、たるんだ部分に皮膚の病気が起こりやすい。一日に一回は、指にガーゼを巻き、しわの間を拭く。
目のお手入れ
目にはほこりが入ると角膜炎などの原因になる。外出した後などは、湿らせたタオルで目元から外側に向かって軽く目の周りを拭く。(アルコールの入ったものは使用しない。)
また、被毛が目に入らないよう、日頃から目元の毛を適度にカットしておく。毛の長い犬種や、目の大きな犬種は特に注意が必要。
爪のお手入れ
切った時は断面を見る。真ん中が湿り気のある色に変化してきたら、切るのをやめる。
切り過ぎると血管を傷つけ血が出る。
歯のお手入れ
歯垢や歯石は歯周病などの原因。一日一回は歯を磨く。歯石がたまりやすくなるのは、一般的に2歳くらいからだが、幼いうちから歯に触れられる事を慣れさせておく。
(最初はガーゼを指に巻いて、慣れたら歯ブラシにかえる。)
耳のお手入れ
耳垢は外耳炎などの原因に。見える範囲で良いので、綿棒やガーゼを水やオイルで湿らせ、軽く拭いた後、綿棒で水気を拭く。市販の耳垢洗浄剤(イヤークリーナーなど)を使っても良い。
耳の毛が多い時には、手で耳の毛を抜く。
肛門のお手入れ
肛門嚢の分泌物を絞る。肛門を中心に4時、8時の方向にある肛門嚢を、それぞれ親指と人差し指で挟み、奥から手前に引き上げるように絞り出す。肛門から分泌物が出てくる。