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健康管理チェック項目

愛犬の健康管理はやっぱり飼い主の責任ですよね。
いつもの様子を把握し、異常を早期発見できるようにしましょう!

愛犬の元気な状態を知っておく!

犬は病気になっても言葉で症状を訴える事が出来ません。
その為、日頃から愛犬の健康を守るためには、飼い主が日頃観察しましょう。
犬はもともと自然の中で生きてきた動物です。外敵から身を守るため、痛みや苦しみを隠す習性があります。
飼い主が気づいた時にはすでに症状を我慢し、限界に達し、危険な状態に陥っているということもあります...
このような事態を未然に防ぐためには、飼い主が注意深く観察し、日頃の健康な状態を把握しておかなければなりません。
愛犬の健康チェックは特別なことをするわけではありません。愛犬の様子を丁寧に見たり、体を触ったりして、いつもの状態と、いつもとは違う状態を見極められるようにしましょう。
たとえば、便がゆるめで一般的には軟便でも、愛犬が普段からゆるめの便をしているのであれば、それは異常とは言えません。
健康の基準とは、本来個別のものです。元気な時の目の輝きや被毛の艶、水や食事の量、歩き方や眠り方、排泄物の色やにおいや固さ、量などを、日々よく観察しましょう。
こうした細かな情報のひとつひとつが、愛犬の異常を敏感に感じ取るきっかけになりますし、獣医師が検査や診断を下す際の重要な指針にもなります。
愛犬の一番のホームドクターは飼い主です!その事をよく自覚し、確認・行動しましょう。

健康管理チェック項目 画像

常に潤っていて輝きがある
耳の中がきれいで肌はピンク色
冷たく潤っている
(ただし、寝起きや睡眠中は乾いているので注意!)
歯は白く、歯ぐきは健康的なピンク色
排泄物
尿は薄い黄色をしており、透明で濁りがない。
便は茶色で、ティッシュでつまんだ時地面に跡が残らない程度の固さ
被毛
毛艶が良く、毛玉やフケがない

体温、呼吸数、脈拍数の計り方

健康時の体温や呼吸数、脈拍数の数値を知っておくことは大切です!
健康時の値を知り、健康管理に役立てましょう!

体温

体温は安静時に肛門で計ります。
尻尾をつかんで上にあげると肛門が開きます。
体温計を4cmほど挿入します。挿入部分は汚れないようラップを巻くとよいでしょう。
先端にベビーオイルを塗るとすべりが良くなります。

体温の目安

小型犬
38.6~39.2度
大型犬
37.5~38.6度

呼吸数

呼吸数を数える時は落ち着いている睡眠時がベストです!
吸う、吐くの動作を一回として、15秒間の回数を数え、4倍します。(一分間の回数)

呼吸数の目安

小型犬
20~30回/分
大型犬
15回/分

脈拍数

脈拍数は、横に寝かせ、後ろ足を持ち上げて、足の付け根の太い血管に指をあてて数えます。
数え方は呼吸数と同じです。
また、胸に耳をあてて数えても大丈夫です。

脈拍数の目安

小型犬
60~80回/分
大型犬
40~50回/分